もう働きたくないな…
上記のように、悩んでいませんか?
HSPの人が会社勤めをしていると、環境に適応できずに、仕事から逃げ出したくなりますよね…
毎日、朝が来るたびに胃がキリキリ傷んでいました…
HSPの人でも、仕事や職場から逃げ出せて、自分らしく楽に生きる方法はあるのでしょうか?
そこで今回は
- HSPが仕事をしたなくないと感じる9つの原因
- HSPが仕事したくない状況を明確にする方法
- 仕事をしたくない人のための6つの解決策
- 仕事をしたくない人が楽になる3つの考え方
について解説します。
この記事を読めば、気持ちが楽になり、HSPの人に最適な生き方が見つかります。
興味がある人は、読み進めてみてくださいね。
HSPの人が仕事をしたくないと感じる9つの原因
HSPが会社で働いていると「仕事をしたなくない」と感じることが多いです。
- 頑張っても上司から評価されない
- 職場の人の多さに疲れて嫌になってしまう
- 仕事の悩みを溜め込んでキャパオーバーになる
- ミーティングで一言も話せず自信をなくす
- 同じミスを繰り返したとき
- 苦手な人が職場にいる
- 行事ごとや飲み会に参加しないといけない
- 責任の重い仕事に疲れてしまう
- 仕事の要領が悪いと感じるとき
ぼくは、介護施設で働いていたときは、毎日自信を失っていました…
1つずつ、詳しく見ていきましょう。
1.頑張っても上司から評価されない
「仕事をしたくない」と感じた一番の理由は、上司から全く評価されてないと知った時です。
内向的なHSPであるぼくは、以下の理由で上司からの信用を得られませんでした。
- 上司と1対1で話せない
- 人の見てないところで頑張る
- 内向的な性格が評価されない
仕事をさぼったり、不真面目に働いているわけではないのに、上司に積極的にアピールができず頑張っても評価されないのです。
自分の頑張りが無駄だったと感じたときは、無気力になってしまい、仕事が嫌いになってしまいます。
2.職場の人の多さに疲れて嫌になってしまう
HSPの人は、人の多い職場だと、毎日出社するのが嫌になってしまいます。
- 職員
- 利用者さん
- 利用者さんのご家族
- 業者の人
大きな介護施設では上記のように、たくさんの人と関わります。
HSPの人は、人との関りが多いと普通の人よりも疲れてしまいます。
たくさんの人に気を遣ってしまい、仕事に行くのが嫌になってしまうのです。
3.仕事の悩みを溜め込んでキャパオーバーになる
HSPの人は、悩みを気軽に相談できず、溜め込んでしまいがちです。
- 自分のために時間を作らせるのは申し訳ない
- ネガティブな話は空気を悪くする
- ダメな奴だと思われる
上記のように、周りに気を遣いすぎて「ぼくは大丈夫だよ!」とうそをついていました。
HSPの人は、周囲の反応を気にしすぎて、自分の悩みも隠してしまうのです。
その結果、鬱になり、仕事をしたくなくなるのです。
4.ミーティングで一言も話せず自信をなくす
ミーティングは、HSPにとっては苦手なことが詰まっています。
- 積極的に自分の意見をいう
- たくさんの人に囲まれる
- 多く人が見る前で発言する
- 反対意見が出たときに口論になる
上記のように、ミーティングはHSPにとっては刺激が強すぎます。
ミーティングの苦手な環境についていけず、結果を出せないのです。
会社で働いていると、ミーティングは避けられないので、仕事が嫌になってしまいます。
5.同じミスを繰り返したとき
同じミスを繰り返して、上司や同僚に何度も指摘されたときに、ダメな自分に嫌になってしまいます。
たしかに、同じミスを繰り返してしまうのは、自分自身にも原因があるでしょう。
しかし、簡単なことを何度もミスしてしまうのは、そこそも環境にストレスを感じている場合が多いです。
- 自分の合わない環境だと注意が散漫になる
- ミスを繰り返すことで逆にプレッシャーが増してまた繰り返す
- 人に見られていると思うことでミスを助長している
上記のように、環境が合わないことでミスを繰り返してしまうのです。
そうなることで、自信を失い「仕事がしたくない」と思ってしまうのです。
6.苦手な人が職場にいる
HSPの人は、苦手な人が職場にいても避けることができません。
周りの反応を気にして、距離をとらず笑顔で関わってしまうのです。
苦手なのに関わってしまうと、相手も好意があると思い、より関わってきます。
その結果、人間関係が辛くなってしまうのです。
HSPの人は、苦手人と距離をとれないのも、仕事が嫌になる原因でしょう。
7.行事ごとや飲み会に参加しないといけない
行事ごとや飲み会への参加も仕事が嫌になる原因です。
職場で働いていると、行事ごとや飲み会への参加は避けられません。
行事ごとで張り切る人は、自分には理解できなかったです。
自分の嫌なことや苦手なことに、半強制的に参加させられていれば、仕事を嫌いになるにも当然でしょう。
8.責任の重い仕事に疲れてしまう
職場で働いていると、常に重い責任を感じてしまいます。
HSPの人は、正社員で働くことの責任感を必要以上に感じてしまうのです。
- お客様に喜んでもらわないと…
- 職員に迷惑をかけられない…
- 早く結果をださないと…
- 絶対にミスをできない状況
上記のように、毎日重い責任を感じて仕事をしているとプレッシャーが増していきます。
同じ職場に長くいるほど、仕事に行きたくなくなります…
上昇志向のある人は、責任のある立場がモチベーションアップにつながります。
しかし、HSPにとっては責任が増えるのは、強いプレッシャーになってしまうのです。
9.仕事の要領が悪いと感じるとき
HSPの人は、複数のことをこなすのが苦手な傾向があります。
なので、人よりも要領がが悪く感じやすいのです。
人よりもやることが遅いと、仕事に行くのがプレッシャーになりますよね…
HSPの人は、1つのことに対して深く考えて作業するのが得意なので、要領を求められるのは苦手です。
しかし、会社は1人で回っているわけではないので、要領の悪い人は職場に居づらくなります。
人よりも要領が悪くて、迷惑をかけてしまうと感じることで、「仕事をしたくない」と感じるのです。
HSPの人が仕事をしたくない状況を改善する3つの方法
「仕事をしたくない」と感じてしまうのは、自分の適性や性格を客観的に見れていないからです。
自分を客観的に見れれば、今の会社が合っていないことにいち早く気が付くことが出来たでしょう。
なので、HSPの人は、以下の3つのことを意識して、自分自身のことをもっと知りましょう。
- HSPの特徴を深く把握する
- HSPの適職を把握する
- 自分の価値観や向いている傾向を知る
1つずつ、詳しく見ていきます。
1.HSPの特徴を深く知る
まずは、HSPのことを深く理解することが大切です。
HSPの持つ気質や苦手な環境をなどを理解していれば、事前にストレスのかかる状況を回避できます。
HSPの人は、基本的に以下の特徴をもっています。
HSPの人が持つ5つの特徴
- 深く情報を処理する
- 共感力が高い
- 刺激に対して敏感
- 自己否定をしやすい
- 周囲の影響を受けやすく傷つきやすい
まず初めに読んでほしい本は、「繊細さん」の本が読みやすくておすすめです。
「 HSPの人がなぜ生きづらいのか」から、それに対する対処法まで学ぶことができます。
つらい状況を変えるためにも、まずはHSPの基礎知識をしりましょう。
2.HSPの適職を把握する
HSPに合っている仕事を理解することも、つらい状況を変えるためには大切です。
HSPの適職を知るだけでも、今の仕事がつらい原因がみえてきます。
たとえば、HSPの人は以下の仕事が向いている傾向が強いです。
- 人に寄り添う仕事
- 繊細な作業を求められる仕事
- 動物や植物に関わる仕事
- マイペースに進められる仕事
こういった適性があることを知らないと、全く当てはまらない営業職やサービス業に勤めてしまいます。
知識を知っているだけでも、やりがいのある環境を見つけやすくなるのです。
HSPに向いている働き方、適職については以下の記事にさらに詳しく解説しています。
こちらもCHECK
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【HSPと働き方】HSPが「現実的な適職」を見つける7つの手順
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3.自分の価値観や向いている傾向を知る
「仕事をしたくない」と感じてしまうのは、自分の価値観と違うことをしていることも大きな原因です。
なので、自分自身の価値観や向いていることについて、理解することが大切です。
自分自身の価値観や適性を理解するのは ストレングス・ファインダーをおこなうのがおすすめです。
ストレングス・ファインダーは、34の資質のなかから、自分の中のトップ5の資質を知れます。
かなり正確に自分の資質を理解できるので、HSPの人の環境探しにはとても役に立つでしょう。
仕事をしたくないHSPの人のための6つの解決策
嫌な仕事をすぐに辞めれたり、人間関係の悩みから解放されるためには、どういった行動が必要なのでしょうか?
そこで、HSPの人がつらい仕事から逃げ出すための具体的な解決策を紹介します。
以下が、HSPの人の生活を楽にする6つの解決策です。
- 生活コストを下げる
- 「社会保険給付金サポート」を利用する
- 自分の時間をつくる
- 副業を始めてみる
- 実家やパートナーに頼る
- つらくてもやめられないなら退職代行に頼る
無理して仕事を続ける状態を変えるためにも、行動に移していきましょう。
それでは、1つずつ詳しく解説します。
1.生活コストを下げる
まず、嫌な仕事から逃げ出すためにおこなってほしいのが生活費を削減することです。
生活費を削減することで、働く時間を少なくすることができます。
ミニマリストになった理由は、嫌な仕事をいつでも辞められるようにするためです。
嫌な仕事を辞められないのは、それだけ生きるためのコストが高いからです。
つらい仕事から逃げだすためには、見栄やプライドは捨てて、最小限の生活費を受け入れることも大切です。
ぼくたち夫婦は、以下のようなことを心がけて生活費を抑えています。
生活費を抑えるための方法
- 携帯会社は格安SIMにする
- 現金は使わずキャッシュレスにする
- ショッピングモールに行くのを控える
- ランチは食べず朝昼兼用
- 外食はせず自炊をする
- 衝動買いせず必要のあるものだけ買う
ぼくたちの月の生活費はだいたい2人で15万円~18万円ほどです。
なので、1人9万円稼げば生きていけます。
いざとなれば、アルバイトでも生きていると考えれば、嫌な仕事なんてしなくてもよくなります。
HSPにとってストレスのない環境で生活するためにも、生活費を抑えることは大切なのです。
2.「社会保険給付金サポート」を利用する
HSPの人が、嫌な仕事を辞められない原因の1つとして、退職後のお金の不安も大きいです。
そういったときには、「社会保険給付金サポート 」の利用も検討しましょう。
- 最大28か月給付を受けられる
- 転職先が決まってなくても安心して辞められる
- 再就職手当が受け取れる
- 理解が難しい手続きをすべてサポートしてくれる
「社会保険給付サポート」は3か月までしか給付されない失業保険を、社会保険を利用することで最大28か月まで延長することができます。
給料の60%~65%のお金を28か月間受け取ることが可能です。
給料が月30万円の場合は18万~20万円ほどのお金が毎月支払われます。
仕事はしたくないけど、お金が不安で辞められない人は、「社会保険給付金サポート」の利用も考えましょう。
3.自分の時間をつくる
仕事がしたくないと感じているHSPの人は、仕事に追われて気持ちに余裕がない場合が多いです。
嫌な仕事から逃げ出すためには、自分の時間をつくり、考える時間が必要なのです。
自分の時間をもつためには、以下のようなことを意識しましょう。
- 残業をせず定時に帰る
- 睡眠はしっかりとる
- 朝早起きする
その時間を有効的に使って、新しいこと初めてみたり、転職活動の時間に使ってもいいのです。
嫌な仕事から抜け出すためにも、自分の時間を作って行動に移しましょう。
4.副業を始めてみる
仕事が嫌で働きたくない場合は、副業を始めて別の稼ぎを作ることもおすすめです。
HSPの人は「仕事をしたくない」のではなく「会社で働きたくない」と感じている人が多いです。
なので、会社以外の稼ぎ方にチャレンジしてみるのがおすすめです。
- ブログ
- Webライター
- せどり
- 動画編集
上記のような在宅ワークは、1人で作業ができて、HSPの人にも向いています。
自分1人でも生きていけると思うと、会社に依存しなくても済みます。
会社の依存から脱却するためにも、副業にチャレンジしてみましょう。
おすすめの副業については「HSPにおすすめの在宅ワーク10選」で詳しく解説しています。
5.実家やパートナーに頼る
実家やパートナーに頼れる環境の人は、思う存分に頼るべきです。
無理して働いて、うつや病気になるくらいなら、実家やパートナーに頼ってもいいのです。
頼れるところがあれば頼ればいいし、もっと気楽に生きてもいいんです。
日本で働いていると、みんな真面目に働いているから、働き続けないといけないと思ってしまいます。
だけど、HSPの人はストレスに弱いので、会社で働き続けるのは無理があるのです。
体にガタが来ていると感じるなら、周りの人に頼ってしばらく休むことも大切なのです。
6.つらくても辞められないなら退職代行の利用を考える
「仕事は嫌だけど、退職がどうしても言い出せない」と悩んでいるHSPの人は多いと思います。
そんなときは、退職代行を利用するのも手です。
退職を伝えるのは、精神的なハードルが高いので、プロに任せてしまう方が楽に辞められます。
- 最後まで会社と連絡をする必要がない
- 有給消化、退職時期の調整もしてくれる
- 即日の退職にも対応している
しっかりとして退職代行を選べば、上記のように対応してくれます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
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【HSPで退職が言い出せない】つらい職場からスムーズに辞められる6つの伝え方を解説
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仕事がしたくないHSPの人が知るべき楽になる3つの考え方
仕事が嫌だけど、周りに言い出せず生きづらさ感じていませんか?
そんな生きづらさを感じているHSPの人に、知ってほしい3つの考え方があります。
以下が、気持ちが楽になる3つの考え方です。
- 仕事は最小限でも生きていける
- 雇用されない生き方もある
- 仕事が嫌いでも別に問題ない
会社で我慢して働くのが、当たり前ではありません。
多様な働き方や考え方を知って、もっと楽に生きましょう。
それでは、1つずつ詳しく解説します。
1.仕事は最小限でも生きていける
正社員で、毎日ガツガツ働かないと生活できないわけではありません。
そんなに豪勢な暮らしをしなければ、アルバイトでも派遣でも生きていけます。
仕事をしたくなければ、生活レベルを落として、マイペースに生きていけばいいのです。
- 真面目に働くのが当たり前
- キャリアを積んで出世しないと…
- 将来の生活が不安
「正社員で働かないと、将来飢えて死んでしまうんじゃないか」と考える人がいますが、日本に住んでいれば、絶対に死ぬことはないです。
生活保護もありますし、日本は社会保障もかなりしっかりしています。
周りに合わせて、毎日嫌な仕事をしなくても、日本に住んでいれば十分に充実した生活を送れるのです。
2.雇用されない生き方もある
今の時代、会社に雇用されなくても、生きていく方法はたくさんあります。
インターネットがどこでも使えるので、自宅やカフェなどどこでも稼ぐことができるのです。
- クラウドソーシングサービス
- ブログ
- SNS
上記の方法で稼ぐのは簡単ではないですが、決して不可能ではありません。
会社員以外の働き方を副業として、チャレンジしてみるのもおすすめです。
今後、フリーランスの働き方はさらに増えていくと思うので、雇用されない働き方は決して不可能なことではないのです。
フリーランスの働き方については「フリーランスはHSPと相性が悪い?HSPに向いてる理由を7つの手順で解説」で詳しく解説してます。
3.仕事が嫌いでも別に問題ない
日本に住んでいると「働かない=悪いこと」という価値観があります。
しかし、世界的に見たら仕事が嫌いなことは別に普通のことです。
海外では、仕事よりも友人や家族などのプライベートを優先させます。
- まずは自分自身を優先させるべき
- 仕事よりも家族や友人の繋がりの方が大切
- 「健康」「繋がり」を仕事で犠牲にする必要はない
たしかに、仕事をしないと生きていけないです。
しかし、自分の健康や家族とのつながりを犠牲にしてまでも働く必要はあるでしょうか?
有名な精神科医の樺沢紫苑先生の著書「精神科医が見つけた3つの幸福 」でも、幸せになるためには、まずは「健康」「大切な人との繋がり」を優先するべきといっています。
仕事は、それらの土台があってこそ、やりがいを感じられるのです。
まとめ:HSPの人は仕事がしたくないなら、自分の感情に正直になろう!
HSPの人は、本当は働きたくない思いがあっても、周囲の目を気にして無理に働いてしまいます。
しかし、そんな働き方をしていると、先に心が壊れてしまいかねません。
自分の気持ちに正直になって、もっと楽に考えましょう。
本日のまとめ
- 仕事をしたくない9つの原因を知る
- 仕事をしたくない状況を改選する3つの方法を試してみる
- 仕事をしたくないを解決する6つの方法を実践する
- 気持ちが楽になる3つの考え方を理解する
嫌な環境で我慢して働かないためにも、上記の手順で進めていきましょう。